2010-01-01から1年間の記事一覧

読書:考える脳考えるコンピューター

パームの創始者が脳の仕組みについての自説を語った本だ。こいつはすごい。いままで自分の脳を使ってきた経験から、ああ、それは正しいかもな、と思わせる説得力がある。脳の仕組み的なことを書いた本は何冊か読んできたが、「この場所は数学的思考で、この…

人類とか国とかの寿命を計算する方法

人類が誕生してから滅亡するまでの時間の中のランダムな一点に僕たちは生まれ落ちていると仮定する。 人類の最初の5%の時間、または最後の5%の、特別な時間の中に生まれ落ちている確率は10%しかない。逆に言うと、90%の確率で、中間のありふれた90%の時…

国母選手がたたかれている件。もうよせ、こんなことは。

国母選手の件です。 これには失望させられました。 いつもながらのマスコミのイジメ的報道姿勢や、一般の人の意見でも彼を感情的に叩く声が多いということに、異文化を受け入れる度量のなさを感じたのです。僕はスノーボードにそこまで詳しいわけじゃないで…

読書:もいちどあなたにあいたいな

タイトルがいいですね。それだけで衝動買いしてしまいましたよ。新井素子さんの7年ぶりの長編、ということで今話題のようです。 漫画以外のフィクションを読んだのはけっこう久しぶりだったりして。実の母のように慕っている叔母「やまとばちゃん」がなんだ…

書評:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

おもしろかった。あと、やる気をもらった。高校野球の女子マネージャーが、ドラッカーの「マネジメント」を参考書にして、公立進学校の平凡な野球部を甲子園に出場させるべく計画、立案、行動するというお話。 はじめは、この平凡な野球部に甲子園出場がいか…

「金くれ」にインスパイアされて「くれパル」を作りました

少し前に「金くれ」にインスパイアされて、友達と組んで、簡単寄付・募金システム「くれパル」をリリースしました。ペイパルで募金できる「金くれ」みたいなものです。いくらお金が集まったのかも記録、表示されます。 僕が「金くれ」を発見したのは確か、@yu…

人生で大事なことは「カタンの開拓者たち」(ボードゲーム)から学んだ

これは世の中の縮図のようなゲームだ。このゲームの達人は人生の達人といえるかも。無人島に開拓者が入って、島から収穫できるリソース(材木、石材、羊、など)を元手に、街や道を作って覇権を争うというゲームなんだけど、これがまた深みのあるゲームなの…

雪の峠・剣の舞

「寄生獣」で有名な岩明均先生の歴史物。 ちょっと前にある友達から別の友達に、「返しといて」といわれて渡されたのを役得として勝手に読ませてもらった。 雪の峠 これは示唆に飛んだ良い作品。シブイ大人の漫画だね。今の時代の若者へのメッセージなのかも…